「だから、印刷。」

~紙にインキで印刷したものには、たくさんの付加価値がある。~

高校野球での活躍を綴った出版物には母の愛情が詰まっています。

神奈川県内の公立中学を卒業後、甲子園出場をめざすために単身で山梨県にある野球の強豪校へ。高校3年間はがむしゃらに野球だけに打ち込みました。最高成績は、春季大会で県予選3位、関東大会ベスト16と甲子園の夢は叶いませんでしたが、仲間とともに全力で野球に打ち込んだ経験は、人生の土台となる貴重な財産となりました。そんな私が大切にしているものは、私たちの野球部が注目校として紹介された新聞や野球専門誌です。これは母が収集してくれていたもので、当初は反対していたにもかかわらず、3年間にわたって全面的に応援してくれた母の愛情が詰まっているもの。これらを見返すたびに、グラウンドでの光景や仲間たちの顔、掃除、洗濯など何事も自分でやらなければならない寮生活での苦労と親のありがたさを改めて感じます。早く一人前の仕事ができるようになって、親孝行がしたいですね。

2016年入社 印刷部 N・Y

高校卒業後、製本部に勤務する母校の先輩からの紹介を受け、2016年に入社。浮間工場にてモノクロ印刷機を担当する。また、入社後すぐに日経印刷野球部へ入部。経験者が多いチームにおいて、投げてはエース、打線の中軸を担うなど、二刀流選手として活躍。目標は、社会人としてひとつ上のレベルに到達すること。