PROJECT STORYプロジェクトストーリー

~「お客さまのためにできること」を追求する、挑戦の物語~

Vol.5
周年記念アイテム

周年記念にふさわしい
アイテムを制作せよ。

MISSION「視点」をかえた新しい提案で
周年記念イベントを盛り上げろ

最近では企業によるCSR活動が普及し、各社さまざまな取り組みが行われている。日経印刷のお客さまのとある住宅メーカーもその活動の一環として、緑地を保有し、維持管理を行っている。その緑地が10周年をむかえるタイミングで、営業マンKに「周年記念イベントで配布する動画と記念誌を作製したい」との相談があった。

当初は工場跡地を整備した緑地であったが、10年の間に動植物が定着し、見事な「森」になっていた。実際にその森を見学したKは、10年で緑地がこんな立派な森に成長するのかと驚くとともに「どうやったらこの魅力を伝えるができるだろうか」という課題について考えさせられた。

MEMBER仕事を通じて築いた絆で
初めてづくしの困難を乗り越える

帰社したKは早速、社内の制作部に相談をした。しかし社内でも動画撮影の実績は乏しかったため、あまり前向きな返答がもらえなかった。そこで上司に相談したところ、「以前一緒に仕事した仲間が独立して制作会社を興したので相談してみよう」というアドバイスをもらった。早速、上司を通じて相談したところ「動画も写真撮影も両方対応可能」との返答が得られた。更にはその制作会社からドローンによる空撮の提案もあった。

SOLUTION今までにない「視点」をかえた提案力
経験値不足を支えた周囲のサポート力

その提案内容は、ドローンを飛ばして広大な森を空撮し、お客さまも今まで見たことのない「視点」からの動画を撮影すると共にその一部を静止画として記念誌にも使用するというものであった。「これは面白い」と感じたKは提案書にまとめてプレゼンを行ったところ、お客さまから高評価をいただき、見事受注となった。

しかし、実際にドローン撮影の準備を進めていく中で、撮影周辺への許可や天候の問題、絵コンテなどで関係者と仕上りを共有することなど、今まで経験してこなかった仕事があることにKは気付かされた。時にはくじけそうになることもあったが、その度に上司や制作部の担当者、協力会社の方々に励まされながら制作を進めていった。

AND MORE一つのスポット案件にとどめず、
経験値を次の案件につなげる提案

関係者のサポートを受けながら仕事していく中で、Kも次第に「新しいことへのチャレンジだから楽しもう」と考えるようになり、無事納品の日をむかえることができた。

その後、ドローンによる空撮コンテンツを使った「環境社会報告書」の提案を行い、無事に受注。その他にも、この森の見学者の方に配布するツールや掲示物の製作依頼もあり、仕事面での拡充にもつながった。

「社内ではドローンのことばかり聞かれるけど、あくまで手段の一つ。お客さまのコンテンツを魅力的に伝える方法が他にあるのなら、どんどん提案していきたい」Kの目は常に新しいものを探し求めている。

その他のストーリー

  • 一斉に進行する教科書問題集計150点の完成をめざせ。
  • 新規顧客からの難題をクリアし、信頼獲得のチャンスをつかめ。