PROJECT STORYプロジェクトストーリー

~「お客さまのためにできること」を追求する、挑戦の物語~

Vol.3
パンフレット

新規顧客からの難題をクリアし、
信頼獲得のチャンスをつかめ。

MISSIONお客さまからの信頼を得るために
「初めてづくし」の案件でチャンスをつかめ

新規のお客さまからご依頼いただいた最初の案件。それは、今後の取引を左右する重要なものだ。お客さまの期待を超える成果を上げることができれば、次の大きな仕事につながる可能性がある一方、小さなミスが要因で「仕事を任せられない企業」というレッテルを貼られてしまうこともある。末永くお付き合いいただくビジネスパートナーとして認めてもらうために、確かな実績を残す。そんなテーマを掲げ取り組んだのが、食品スーパーマーケットチェーン「Aストア」(仮称)に設置するクリスマス商戦用パンフレットだった。

お客さまは、全国チェーンの大手スーパーマーケットや小売店をクライアントに持つ広告代理店「B社」。関西エリアで多くのシェアを持つ同社が関東エリアで約100店舗を展開する「Aストア」からの依頼を受け、関東エリアでタッグを組める印刷会社を模索。そんな時に指名を受けたのが日経印刷だった。広告代理店「B社」にとって、「Aストア」との取り引きが浅く、パンフレットの制作を任されたのも初めてのことだという。「B社」にとっても、日経印刷にとっても決して失敗の許されない「初めてづくし」の案件。緊張感を伴いながら、プロジェクトが動きはじめた。

MEMBER大口案件を失注した苦い経験をバネに
直談判で手に入れた、思い入れの強い案件

三谷 麻央

広告代理店「B社」との出会いは、営業部の目標として取り組んでいた新規顧客開拓の営業活動がきっかけ。その担当者である三谷麻央が、本案件を受け持つこととなった。キャリア10年の三谷にとって、この案件には並々ならぬ思い入れがあった。その理由には、本案件を受注する前に1,000万円を超える大口案件の受注が内定していたにもかかわらず、直前で他社に替えられてしまったことがある。「B社さんにとって日経印刷での制作実績がなかったため、過去に依頼したことのある印刷会社にしたというのが失注の理由でした。それならば、実績を作るためのチャンスをくださいと訴え、受注したのがこの案件。今後の大口案件をめざすうえで絶対に成功させるという強い決意で望みました」(三谷)。

このパンフレットに掲載する商品は、クリスマスケーキやオードブル。掲載点数が多く、細かなハンドリングが求められる。そして基本デザインは広告代理店「B社」で行うものの、デザイン修正が多く発生することが予想されることもあり、三谷はデザインチームに協力を依頼。また、印刷については大量部数の印刷を得意とする協力会社をアサインし、万全の制作体制を整えた。

SOLUTION限られた時間の中で最高のパフォーマンスを。
お客さまを驚かせた「プロの技術」

実際に制作がはじまると、商品メーカーの承認待ちや先方からの原稿待ちで思うように材料がそろわず、初校はほぼ歯抜けの状態のままで出校。まさに波乱含みのスタートとなった。「Aストア」は小売業ということで、担当者から土日や深夜にも赤字の入った校正が届くことも頻繁にあり、三谷はスケジュールのすり合わせに奔走した。「深夜に届いた修正であっても、翌朝すぐに作業に入れるよう制作チームに人材の確保を頼み込むことも。ある日には制作スタッフ総出で対応してもらったこともありました」(三谷)。

そんな限られた時間の中で遂行された制作チームの確実でていねいな仕事ぶりは、「Aストア」や広告代理店「B社」の担当者も驚嘆の声をあげるほど。「ニュアンスで伝えた赤字がきちんとイメージ通りにあがってきた」、「修正漏れがなく、安心して任せることができた」など、高い評価につながった。二転三転するスケジュールをハンドリングする三谷の手腕と制作チームの臨機応変でプロフェッショナルな対応は、難航するプロジェクトを確実にゴールへと導いていった。

AND MOREセールスの結果を左右する商品の「色味」。
事前のすり合わせでトラブルを回避

食品を紹介するパンフレットにとって、一番の肝となるのがその色味だ。このプロジェクトを成功させるためには、「Aストア」と広告代理店「B社」に対して、色味の認識をすり合わせておく必要がある。そう考えていた三谷は、色校正の際、作業を担当した協力会社が用意した校正紙に加えて、自社で色調確認用の出力紙を手配し事前に提出。より本番に近い色のイメージを三者で共有できるよう取り計らった。そうした準備を経たうえで迎えた本印刷。意図通りの色味が一回では表現できずヒヤリとする場面はあったものの、インキの細かな調整などを根気よく続けた結果、ついにお客さまに納得いただけるパンフレットが完成した。

三谷が挑んだ実績づくりは日経印刷のポテンシャルを充分にPRできる形で完結。広告代理店とタッグを組み、ひとつの製品をつくりあげた経験は、彼女にとってとても収穫の多いものとなった。「広告代理店さまならではの企画力やノウハウから学ぶことは、まだまだたくさんある。今後は、そこに日経印刷の力をうまく絡めて、新しい分野を開拓していきたい」(三谷)。父の日や母の日のギフト、お中元・お歳暮など、これからも提案の機会は多く用意されている。お客さまとの信頼関係の構築、定期的な大口案件の獲得に向けて、三谷の新たな挑戦に限りはない。

その他のストーリー

  • 「白書の日経」のプライドにかけて究極の制作体制を実現せよ。
  • 一斉に進行する教科書問題集計150点の完成をめざせ。