皆さん、こんにちは。NP Lab Podcastです。
今回のテーマは「こんなに開く!PUR製本」についてです。
ご自身や、お子様が参考書を使って勉強をしているとき、こんな経験はありませんか?
開いておきたいページがパタンと勝手に閉じてしまったり、本の内側に書き込みをしたくても、うまくペンが入らなくて書きづらかったり。今日は、そんな「分厚い本がすぐ閉じてしまう問題」をすっきり解決してくれる、「PUR製本」という技術をご紹介します。
そもそも、本の綴じ方には、大きく分けて「中綴じ」と「無線綴じ」がよく使われています。
「中綴じ」は、パンフレットやマニュアルなどで見かける、真ん中をホチキスのような針金でとめている本のことです。少ないページ数で作れて、開きやすいのがメリットですが、背表紙は作れません。
もう一つの「無線綴じ」は、単行本やカタログのように、背中を「のり」で固めている本です。分厚い本でも作れて背表紙がつくのがメリットですが、ページを開いてもすぐに戻ってしまうという弱点があります。無理にギュッと押し開こうとして、本がバラバラに壊れてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
この「無線綴じ」の弱点である、本の開きにくさを解決してくれるのが、今回の主役である「PUR製本」です。
PURとは、ポリウレタン・リアクティブという特殊な接着剤のことです。この接着剤はとても強度が強いため、従来の「のり」よりも薄く塗ることができます。「のり」を薄くすることで、なんと、本を開いたときに「ほぼ平らな状態」をキープできるようになるんです。
手で押さえなくてもページが閉じないので、読みやすさは抜群。両手が空くので、パソコン作業をしながらでも快適ですし、ノートのように書き込みもしやすくなります。さらに、接着剤が強いので本が長持ちし、リサイクルもしやすいというメリットまであります。
ただし、通常の製本に比べてコストが約2倍かかってしまうというデメリットもあります。それでも、何度も開いて使う参考書や、長く手元に置いてほしいマニュアルなどには、このPUR製本がとてもおすすめです。
本の部数やページ数にあわせて、最適な仕様をご提案しますので、印刷や製本にお悩みの際は、ぜひNP CREATIONにご相談くださいね。では、また次回のエピソードでお会いしましょう。さようなら。
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