
開封率が高いDMってどんなカタチだと思いますか?
開封率だけでなく、読んでもらうことを含めてもはがきや圧着はがきは目を通してもらいやすい形態だと思います。
自宅のポストに届いてから、家の中に入るまでに「どこからの郵便だろう?」「誰宛てに届いたものだろう?」と確認しますよね?
ダイレクトメールの形態は、はがき型が主流となっており、一般的なはがきサイズだけでなく、
圧着やA4サイズもあわせると55%を占めているという結果が出ています。
(一般社団法人 日本ダイレクトメール協会 「DMメディア実態調査2022」より)
せっかく送るダイレクトメールですから、伝えたい情報もたくさんあるかもしれません。
それだとはがきサイズでは足りない!なんてことも。今回はDMの仕様(カタチ)についてお話したいと思います。
送料が高くなる?
ダイレクトメールのカタチをこだわることで一番気になるのは送料のことだと思います。
確かに普通郵便の場合、はがき、定型郵便、定型外郵便、それぞれ重量で細かく料金設定があるため、大量に送付するときは注意が必要です。一方、ゆうメールの場合は規格サイズの範囲であれば重量1kg以内という規定の為、
普通郵便ほどサイズや重量を気にせず特殊なカタチを考えることが出来そうです。
どの形態で送ることが多いのか?
DMタイプ・形態別に見ると「はがき」タイプが圧着なども含めて55%を占めています。
(一般社団法人 日本ダイレクトメール協会 「DMメディア実態調査2022」より)
一方では小包で送るタイプのダイレクトメールも一定数ありました。
小包の場合は送るモノにコストがかかりますが、送り先をセグメント・絞り込みを行い、効果的なリストを作成しているのだと思います。
閲読率のアップと印象に残るために
開封率を上げ、受け取った人の印象に残るための、簡単な方法をご紹介します。
●封筒に入れずにA4はがきもしくは圧着はがきにする
●封筒に入れる場合は透明もしくは中身が見える状態にする
●オファーや重要なことは封筒の表に記載する
●「重要」「●●円OFF」「プレゼント」「あなただけに」「いますぐ」「〇〇担当者様」「限定」「キャンペーン」「招待状」「必ずご開封ください」などコピーを記載する
●形あるものを入れる
●型抜きなどカタチにこだわった仕様にする
圧着の種類
開封率の高い圧着はがきですが、一般的な圧着のカタチをご紹介します。
二つ折りを開くタイプのV型圧着と横長の紙をZ折りするZ型圧着があります。
宛名面を除いて、V型は3面、Z型は5面に情報を入れることが可能です。
また、圧着するため、セキュリティー・プライバシーの面で優れています。個人情報を含んだ内容でも安心して送ることが出来ます。
圧着はがきは中身が見えないため、受け取った人が中身を確認するために開封したくなるという心理的効果もあると思います。
封筒とビニール封筒
封筒は紙製品と中身が見えるビニール封筒があります。紙の封筒も口の形や貼り方によっていくつか種類があります。
短い辺が封入口になっている仕様を一般的に和封筒、長い辺が封入口になっている仕様を洋封筒と呼びます。
封筒の貼り方はカマス貼り、ダイヤ貼りが代表的です。
ダイヤ貼りは結婚式の招待状などで使われているため、かしこまった印象があります。
DMの送り先や内容によって、封筒のカタチを選ぶことがポイントです。そうすることで、クリエイティブ全体の統一感が出ます。
一方、ビニール封筒は透明で中身が見えるタイプと一部分に印刷を施したものがあります。
中身が見えればすぐにどんな内容の物か確認することが可能です。
また、中身のデザインをこだわることで、デザイン性の高い物が仕上がるのでないでしょうか。
皆さん、いかがでしたでしょうか。
今回はダイレクトメールの仕様についてお話させていただきました。
今後は送付状の作成ポイントや信書扱いについてご案内予定です。
私たち、NP CREATIONはDMづくりのお手伝いをしております。
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