弊社デザイン「プロテインスープ」の見本が到着！

投稿日2023/05/25
最終更新日2023/05/26
ライター Shimada

味の素様とはおかげ様で新商品のパッケージをここ3年ほどにわたり継続的に制作させていただいております。
今回弊社がデザインさせていただいた新商品「プロテインスープ」のパッケージの見本が先日届きました！やはり実物を手にすると感動します！
今回もデザインと併せてシズル写真撮影も行っており感動もひとしお。ということでこの記事ではデザイン工程からパッケージデザインの動画への活用までを解説しておこうかと思います。この記事が皆さまの認知・販促施策のアイデアの一助となれば幸いです。

ECサイト販売商品のデザインの難しさ

この商品ECサイト限定商品ということでパッケージはとてもとても大事。
●サイトで映えるデザインとは？
●おいしくみせるには？
●文字の大きさってどのくらいがいいのか？
などなど
実はここにコツといいますかノウハウが求められます。

そして、味の素担当者様側では品質面とコスト面での大きな工夫が行われています。社内や関係者の意見だけではなくプラグ社「パッケージデザイン AI」も活用してデザインの選定や修正の指示の検討を行っています。
AIの判定はとても優秀で的を得ている印象ですがもちろん判断するのは人です。ということで味の素様と色々とディスカッションを行い修正内容をつど検討。デザインのブラッシュアップを重ね詰めていきました。

味の素様のパッケージAiの使用についての詳細については、日経クロストレンド記事に紹介されておりますのでリンク貼っておきます。
（記事内の「デザイン会社」とは弊社でございます！）
日経クロストレンド　味の素が「売れるパッケージ」をAIと選定　計画比1.5倍の成果

パッケージに込めるテーマについて

今回のパッケージデザインで一番苦労したところは「機能性」なのか「おいしさ」なのかでした。
どういうことかと言いますと、デザインは伝えたいテーマによって大きく変わります。
言いたいことがたくさんあると注目すべき箇所が散漫になり結果刺さらないデザインになる、ということはよくある話です。
これはパッケージに限らない話ではありますが、デザインにおいては伝えたいことはなるべく絞ることが大事なのです。

今回はプロテイン20ｇがウリではあるがおいしさも表現したいというご要望。
途中経過はお見せができないですが「機能性」「おいしさ」の2つのバランスに苦労しました。
そして最適なサイト表示、ということもイメージしておかなくてはなりません。

ということで試行錯誤の末の完成。
デザインは弊社社内デザインチームの職人技で完結。感謝でございます。

デザインデータを動画に活用できる！

デザイン確定後にシズル写真撮影。
フードスタイリストさんによっていい感じの食器を用意していただき撮影スタジオにて1日かけて撮影。ECサイトに掲載するコンテンツのため食卓シーンもいくつか撮影。

カット撮影イメージ — ご要望により動画のための写真カットも撮影することもあります

パッケージデザインが印刷工程に入ったら実は作業は終わりではなく、、ECサイトに掲載する画像作りが始まります。実はデザインは完成してもこの段階では実物は存在していないため、サイトに掲載するメインの商品写真を前もって先行して制作しておかなくてはなりません。立体的にみえる画像いわゆる「立体画像データ」をパッケージの平面データと包材見本を使用して制作します。

弊社ではデザイン完成後に販促用の動画を作ることも多くその際にデザインや撮影写真データを活用しています。パッケージに限らずではありますが、デザイン制作を行うと動画素材としても活用できるデータもできるので動画施策が比較的低コストに制作できます。
いわゆる「ヨコ展開」ですね！

写真は動画素材に色々活用できます