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OL配信体験レポート ~配信コーディネーターへの道~

OL体験レポアイキャッチ

25歳OL、ハイブリット配信レポート書きます!

皆さんこんにちは。25歳OLです。
配信コーディネーター見習いの私が経験値を上げるため、ビックイベントに参加!
上司の配信ノウハウを後ろからばれないようにメモメモメモ…
そんなメモをもとにした体験レポート。広い心、温かい目でご覧ください。

今回の配信は、NP CREATIONに直接お電話でお問い合わせいただいた案件です。
配信形態や登壇された方々など、全体を通して印象に残る配信となりました。
では実際にどのような流れで進行したのか、また私が会場で体験した一部始終から特に印象的だった部分をレポートしたいと思います。

★案件の概要はこちら↓

配信案件名
全国地方議会サミット2021
お客様
一般社団法人マニフェスト研究会 様
日程
7/7(水)・7/8(木)2日間
会場
早稲田大学大隈記念講堂・大講堂
使用プラットホーム
Zoomミーティング
視聴人数
会場200名/オンライン300名

会場

今回会場になった大隈記念講堂は重要文化財に指定されている建物なので、飲食可能な場所が地下にある控室のみ…などという建造物保護のために様々な規定がありました。
慎重に扱われているということもあり、建物全体どこを見ても非常に綺麗でした。特に内観は、西洋を感じさせる雰囲気で、まるで外国にいる気分でした。(大袈裟ですが)

配信方法

今回のハイブリット配信の特徴は「ミーティング開催」という点です。
お客様より「オンラインで参加した方も最後に写真に写っていただきたいので、全員の顔が見えるようにしたい」といったご意向がありミーティング開催になりました。
操作などはお客様が行う段取りですが、正直どのように撮影を行うのか、お話をいただいた時は皆目見当つきませんでしたが、こういうやり方だったのか!という点を後ほどご紹介します。お楽しみに!

それでは早速リハーサルからレポートしますっ!!

イメージ01

7/6(火)用意周到なリハーサル

★リハーサルタイムスケジュール↓
9:20~ 機材搬入・組み立て、舞台セッティング
≪ お昼休憩 ≫
13:00~ リハーサル(進行台本に沿って流れの確認)
使用するスライドを実際にスクリーンに投影
机、椅子など機材の位置と登壇者の動き
カメラ位置の確定
15:30 終了

本番前日、天気は曇り。じめじめした空気の中リハーサルを行いました。
会場に入りお客様そして大隈講堂内の運営スタッフの方々に挨拶後、早速搬入に取り掛かりました。

じめじめ空気感の中で行った機材搬入では、ロケハン時に搬入口と経路の確認が出来たおかげでスムーズに搬入が進行。
また、このイベントでは、リハーサルを本番前日の段取りにすることができました。
もし前日にリハーサルが取れないとなると…

  • リハーサル終了後に撤収作業が必要
  • 本番当日に1から接続チェックを行う必要が発生
  • 今回のリハーサルと同じような搬入や組み立てをしなければならない

というデメリットが発生します。
前日に機材搬入を行うだけでも当日の余裕は格段に違いますが、「前日に機材搬入とリハーサルも行うスケジュール」が一番メリットを感じられると思いました。

資料の投影

リハーサルで特に印象的なところは「資料を実際に投影した」という点。
配信スタッフ主導による配信確認は、スクリーンに投影した際のワイプの有無や位置、そしてスライドを出すタイミングなどにも至り、スライド一つ一つに対する確認のきめ細かさに驚きました。
また動画資料は、うまく投影できなかったり音声に乱れが出ることがあるのでテスト配信をして再生を行ったりと、会場と配信両方でのチェックを行っていました。
いや~プロフェッショナルってすごい!!

25歳OL、初めてのバミリ

機材準備をしている間、お客様準備スタッフは舞台上のセッティングを行っており、机や椅子、演台など使用する備品を揃え、スクリーンの高さの調整、壇上の机の位置を探り決めていくなど午後のリハーサルに向けて準備が着々と進んでいました。
壇上レイアウトについては事前にお客様の方で詰めており、私たちは前日までにレイアウト資料をいただくことができました。
この時、私も一緒に舞台上のバミリ貼り作業をお手伝いさせていただきました。初めての経験です。まさか自分の人生でバミリを貼ることがあるとは思ってなかったので、少し嬉しい気持ちになりました。いや~、もうバミリ貼りは完璧ですね!

配信拠点

配信拠点は、舞台前最前列。
拠点の条件としては「有線LANの差込口に近いところ」が必要不可欠となりますが、今回はそれに加えて「広いスペース」が必要でした。
お客様側の責任者・スライド資料の操作担当者は、配信スタッフの近くにいていただく必要があります。よって2列並行に机を置かなければならないということも踏まえ、ロケハン時にお客様と相談の上、決まりました。
(ちなみに机の長さが足りず、私は上司の横にパイプ椅子を置いて3日間参加しました…)
併せてカメラ位置は舞台前1台、会場内左右に1台ずつ配置してアングルも確定。

16:00終了予定でしたが、それよりも早い15:30頃にすべて完了。
約30名のお客様準備スタッフ皆さんの段取りは準備万全でした。予定より早く効率的に行えたのは、お客様の段取りの良さに尽きます。ありがとうございました~!

私の中では、これ以上準備するものはないというほど完璧と思っています。明日からの本番は成功間違いない!(ような気がしてますが本番終わるまでは小声で。)

イメージ02

コロナ対策も万全に。いよいよ本番!

7/7(水)大臣登壇!本番1日目

★1日目タイムスケジュール↓
10:00 配信スタッフ集合
使用機材やマイク音声のチェック
配信のチェック
1日目タイムスケジュール確認
≪ お昼休憩 ≫
13:00 開会
1名講演(スライド資料なし)
1名講演(スライド資料・動画資料あり)
14:00 平井デジタル改革担当大臣登壇
パネルディスカッション①:4名
16:45 パネルディスカッション②:4名
18:00 閉会
18:30 解散

1日目は登壇者計11名で、パネルディスカッションを2回行うプログラムです。
地方議会で実際にデジタル化を取り入れている議会の議員の方の講演、またパネルディスカッションでは議会のデジタル化がテーマ。

10:00 配信スタッフ集合

ハンディファンで風を浴びながら会場に行くと「こちら記入お願いします~」と声をかけられました。配信スタッフの動きを最初から最後まで見るため集合時間より前に到着するよう向かいましたが、受付の方々はどのスタッフよりも早く到着していました。
「あれ来場者と間違えられたかな?」と思いましたが、まん延防止等重点措置が適用されていたため、本番2日間はスタッフ・来場者全員が検温・個人情報の記入が必須でした。
しっかりコロナ対策を行っての開催です。

午前中、舞台では準備スタッフによる壇上配置の最終確認を行っていました。
配信側は、使用する機材やマイクの音声チェック。その後、配信スタッフ主導のもとお客様とスクリーンに資料の投影、スライドの接続確認、動画資料の映像・音声の確認を行いました。
また、1日目のみ遠隔登壇があるので、登壇までの流れも再度共有。
私は、配信拠点で配信スタッフがどのように動き対応しているかメモしつつ、イベントの講演や空気感を思う存分楽しもうと密かにテンションが上がってます。

13:00 開会

スタッフ全員がお昼ご飯を食べ、来場者の受付開始。席が大体埋まった頃、司会の方が注意事項を読み上げ、時間ぴったりにスタート。
最初の講演はスライド資料を使用しないので、センターに置かれた演台に誘導されていました。次の方はスライド資料を使用するため、講演の合間でスクリーンを下げ、演台を上手側に配置移動。講演が再開されると配信スタッフはスクリーンにスライド資料を投影するなど、段取りは最初から細かい。ですが問題なくスムーズにイベントが進んでいきます。
イベント中の私は配信と会場の音声確認。配信内の異音・音量確認、会場音声との差異はないか、イヤホンの付け外しを適宜行っていました。
配信音声では鮮明に聞こえている場合でも会場で問題が起きているかもしれない(反対もしかり)、といった認識を持つことも大事ということを学びました(メモメモ…)。

14:00 平井デジタル改革担当大臣登壇

イベントの大目玉、平井デジタル改革担当大臣の特別講演。
公務の状況で遠隔登壇になるかそれとも現地登壇か…、この判断によって配信の設定が変わるので最後まで冷や冷やしましたが、結果的に会場で登壇され予定通り1時間ご講演いただきました。
講演の内容は、2021年9月1日に設置されるデジタル庁の「誰一人取り残さない」というキャッチフレーズに対するお話や今後の施策などに関して。大臣が「100年に一度の大仕事」と仰っており、「庁を設置すること」は本当に大変な事なんだなと感じました。
会場での参加のメリットはまさに体感できること。「コロナ禍だけど是非来場して講演を聴きたい!」という方々の気持ちも実感できました。
そしてそして、「議員になっても大臣には滅多にお目にかかれない!」とのこと。そういう意味でも貴重な体験となりました!

16:45 パネルディスカッション②

遠隔登壇があり一番気を遣うパネルディスカッション。
実は司会の方が私の出身大学の教授、江藤先生でした。そういえば大学時代の恩師が「たまに講演とかするんですよ」と言っていたことをふと思い出し、「…こういうことか」と腑に落ちた瞬間でした。
私は正直、中継のようにタイムラグが発生してスムーズな進行は厳しいと心の中で思っていましたが、実際始まると遠隔登壇の方と司会者が想像よりスムーズに掛け合いをされていて驚きました。遠隔なのにその場にいるかのように参加できる、オンラインのメリットも体感できました。

大臣のご講演・遠隔登壇など盛りだくさんでした。1日目から、私の経験値の上がり方が半端なかったです!
終了後は配信スタッフ・お客様で1日目の反省会、そして2日目入り時間などの簡単な打ち合わせを行い解散となりました。

7/8(木) アロハシャツと映画監督の印象が強い…。本番2日目

★2日目タイムスケジュール
8:30 配信スタッフ集合
使用機材やマイク音声のチェック
配信のチェック
2日目タイムスケジュール確認
10:00 開会
1名講演(スライド資料あり)
11:00 パネルディスカッション①:4名
≪ お昼休憩 ≫
13:00 1名講演(スライド資料あり)
13:15 1名講演(スライド資料・動画資料あり)
パネルディスカッション②:5名
1名講演(スライド資料なし)
宣言・総括
16:00 閉会、撤収作業
17:30 解散

2日目は午前・午後で分かれており、登壇者は計12名、パネルディスカッションは2回行われるプログラム。
私はこの日も皆さんの動きをメモしていきます(超絶メモ魔)。が、実は裏ミッションとして「イベントの様子の写真撮影」という任務もあります。事前にお客様に許可をいただいたので外観はもちろん、イベント最中も左右、1階・2階など色々な場所から撮影予定。講演と一緒に写真撮影も楽しみます。(この記事に使用している写真は、私が撮影しました!)

10:00 開会

イベントの最終日が始まりました。
私は写真撮影のため、2階でイベントを見学。1階は舞台が近いので臨場感がありますが、2階は全体が見えるので俯瞰してみることができ、色々な角度からイベントを楽しめました。
また会場収容人数制限やコロナ対策として、来場者は左右2名ずつ空けて着席しなければなりません。来場した方にとっては見やすくイベントに集中できる空間だったかなと思います。

11:00 パネルディスカッション①

午前中最後のプログラムはパネルディスカッション。
ここで講演された茅ヶ崎市の方の講演が、2日間を通し私の中で1番記憶に残りました。資料の見やすさ、話しの面白さなど学ぶところが多くあり、お腹が空いたことを忘れるくらい聞き入ってしまいました。ちなみに茅ケ崎市ではアロハシャツで公務を行っているそうです。さすが桑田佳祐さんの出身地(関係ないですが)…、ユニークだなと思いました。
「議会」と聞くと私の中で「真面目、しっかりと公務をこなす、服装もきっちりしなければ」といったイメージでしたが、この講演で公務をこなしながら、市民に寄り添い親しみを持ってもらえるような活動を日々されているということ学びました。
(私はもう完全視聴者目線。)

13:15

イベントも残すところ3時間。ここで登壇されたのがチューリップテレビ局員兼映画監督。去年公開された映画「はりぼて」を実際に取材・映画作成に携わった方です。内容は、富山県議会で発覚した不正を皮切りに雪崩のように議員が次々と辞職をしていったその当時・その後を追ったドキュメンタリー映画で、流れた予告映像は「これ本当にあったの…?」と私は疑いながらも惹きつけられました。講演では実際に撮影したからこその苦労話や貴重なお話を多く聞くことができ、まだまだ私の知らない世界はたくさんあるなと感じました。
(そしてメモするのを忘れ、視聴者として心の中ではスタンディングオベーション…)

そして最後にオンライン参加者の写真撮影。
「オンライン参加者全員のカメラをオンにした状態で、スクリーンに投影したギャラリービューの画面をカメラマンが2階から撮影する」という方法で、参加者300名を25名ごとに順次撮影していました。確かにこのような方法では、ミーティング方式が適しますね。

16:10 閉会

予定時間を若干オーバーしましたがトラブルもなく終了しました。
お疲れ様でした!と落ち着く間もなくスタッフ一同早々に撤収作業開始。
完全撤収は17:30でした。

お客様からは「皆さんのおかげで素晴らしいイベントになりました。ありがとうございました!」とお褒めの言葉をいただきました。お客様満足度が、配信コーディネーターとしてのイベント成功のバロメーター。無事成功してよかったっ!!!

イメージ03

経験って大事。

3日間メモ魔になりながらも、バミリ貼りや配信と会場の音声チェックなど様々なことが経験できたイベントでした。
また配信コーディネーターは「仲介役」ということを実感しました。
お客様や配信スタッフの意図していることをいかにして伝えるか、そしてお互いが幸せになる方法を探しつつ導いていくということが自然に出来なければならない、どれだけ自分の技量を増やせばいいのかと途方に暮れてしまいました。なので、できることからコツコツと学んでいければと思います。理想の「仲介役」に近づくために、まずは完全視聴者にならないよう気を付けます。

最後に、配信コーディネーター(見習い)として大事だなと思ったポイント4点を備忘録として記しておこうと思います。

  • リハーサルを効率的に行うために、事前の準備や段取りを事細かに決めることが大切
  • 動画資料は投影の不備・音声の乱れを確認するため、リハーサルと本番前の「二重チェック」は欠かさない
  • 本番時に配信・会場の音声に問題が起きていないか都度確認を行う
  • 配信コーディネーターは、お客様と配信スタッフを繋ぐ「仲介役」を担っている

25歳OL、着々と成長中です!!!

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