印刷用語を絡めてウィキペディアのリンクをたどる印刷用語ウィキペディアゴルフ、PART2になります。
PART1はこちら
第1問は三者ともまずまずの滑り出しでしたが、続く第2問もこの調子で進むのでしょうか……? 挑戦者のルートを一緒にたどるもよし。独自の最短ルートを探すもよし。ぜひお楽しみください!
第2問:「オフセット印刷」→「黄金時代」
次はスタートがオフセット印刷、ゴールが黄金時代です。黄金時代……何かのピーク、全盛期をさす言葉ですね。
たしかにオフセット印刷は印刷の黄金時代というか、全盛期感があるな。
B:何なら今でも現役バリバリですからね。
ライターCの挑戦
この問題は僕から行かせてください。とりあえず初手は印刷に飛びます。
黄金時代、黄金、金……そういえば印刷にも金って使いますよね。金箔押しとか金インキとか。金インキ狙いでインクに飛んでみます。
あ、持ちネタが持っていかれる!
金インキ、金インキ……あっ……
存在しないページ、か。行き止まりだな。
いや、ドイツ語のページはありますから! ドイツ語版の金インキ:Goldtinteで!
読めるの? これ……
さっぱりです。ドイツ語は大学で勉強してたんですが……でも、ドイツ語版のカテゴリー「金」:Kategorie:Goldなら繋げられそうじゃないですか?
どっちにしろ読めないんだろ。
はい。でもここで日本語版に切り替えればいいんです。もちろんこの遷移も1カウントですが。
ありました、黄金時代!
他人の持ちネタを借用したうえに自分では読めないページまで経由する……ちょっと情けなくなってきました。ちなみに「カテゴリー」のリンクはスマホ版だと表示されないんですよね……。
ライターAの挑戦
うーん、とりあえずオンデマンド印刷機に飛ぶか。多少試行錯誤でもいいんじゃないの。
そしてオンデマンドといえばリコー。
うちの工場にも置いてますからね。いつもお世話になってます!
リコーからは……お? JAPAN RUGBY LEAGUE ONEに参加してるのか! ラグビー関連なら心得あり!
日本製鉄釜石シーウェイブス! ここで間違いない。
強豪なんですか?
実業団だったころには全国社会人大会と日本選手権の両方を7連覇したんだよ……これが黄金時代じゃなきゃ何だっての!
……黄金時代、ないですね。
ここから立て直すの、だるそう。
……再試合を要求します。
ライターAの挑戦(再)
今度こそ最短を突き詰めなければ……やっぱり印刷に飛ぼう。リンクもたくさんあるだろうし。
時代、歴史のにおいがする単語はないか……グーテンベルクなんてどうだろ?
欧文の活版印刷技術を発明した人物ですね。確かに時代めいています。
時代、時代……啓蒙時代! よさそうじゃないの。
……来た! 黄金時代だ!
4手とは……打って変わって短縮されましたね!
1回目の挑戦で思ったけど、何のいつが黄金時代なのか……はウィキペディアの記事執筆者の匙加減だな~。2回目は黄金時代からちょっとずらして近づいたのがよかったのかもしれない。
ライターBの挑戦
印刷の技術史方面から攻めてみましょうか。まずフォトリソグラフィへ。感光性の物質を塗ったところに光を当てて、露光した部分/しなかった部分をつくる技術のことですね。印刷だと刷版工程でこの技術にお世話になっています。
……お! コンピューター・トゥ・プレートがありますね。DTPデータから直接印刷版を焼くプロセスで、いわゆるCTPです。
待って、時代が進みすぎてないか?
そ、そうか。一度大きなくくりに立ち返ろう。印刷に飛びます。
結局三者ともここを経由するんですね。
我々のホームだからね。
軌道修正の糸口は……ルネサンス!? いいんじゃないか?
一気に黄金時代(っぽさ)が近づいてきましたね。
ここまでくれば黄金時代があってもおかしくない……ページ内を検索してみましょう。
……ああ……これは……
ありゃ、黄金時代はあるけどリンクがついてないのか。惜しいね。
まだです、「時代」でもう一度検索してみましょう。
こうなったら暗黒時代……これに賭けるッッッ!
真逆じゃないですか!?
いや、真逆だからこそ……あった! 黄金時代です!
対義語が関連項目として載ってるのか。その手があったな。
ラスト2手の切り返しがえげつないですね。単語だけ見ると1手で行けそうなのに……。
勝者は……
ルートAが4手、ルートB・Cが6手ですね。全体的に1問目より混乱している感じがありました。
1問目は印刷に近づけていくかたちだったので、逆算しやすかったんですかね。
俺はやり直しているから棄権扱いでお願いします。
僕の読めないページでゴリ押したのもカッコ悪いので、ルートBを推したいです。
ありがとうございます!
次回に続く……!