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連載はまちゃんとしまさんの配信用語講座 vol.1
蓋絵って、なんですか?
更新日 2025/07/23
登場人物
しまさん
ベテラン進行管理&営業。
いつも冷静だけど、面倒見が良くて
はまちゃんの良き先輩。
はまちゃん
配信サポート会社に
入社したばかりの新人。
明るくて好奇心旺盛。
しまさーん!昨日お客さんとの打ち合わせで「蓋絵はどうします?」って聞かれて、思わず笑ってごまかしちゃいました……(泣)

はまちゃん

しまさん
あー、「蓋絵」ね。配信業界に入るとよく聞くワードだけど、最初はピンと来ないよね。
ぜんっぜん分かんなかったです。フタエ?二重?キャップ??とかなって(笑)

はまちゃん

しまさん
どんどんずれていった感じだね(笑)じゃあ、今日は「蓋絵」についてちゃんと説明しよっか。
お願いしますっ!

はまちゃん
蓋絵って、なんですか?

しまさん
蓋絵っていうのは、配信が始まる前に出しておく画面のこと。スタート直前まで視聴者に見せる画像、いわば“ふた”みたいなもんなんだよね。
へえ〜!あの「まもなく配信開始します」みたいな画面のことですか?

はまちゃん

しまさん
そうそう、それそれ。ほら、テレビ番組も本編が始まる前にタイトルロゴが出たりするじゃない?あれと同じ感覚。
なるほど〜!じゃあ、あの画像って自動で出るわけじゃないんですね?

はまちゃん

しまさん
もちろん。ちゃんと用意して、どのタイミングで出すかも進行で決めてるよ。あとね、蓋絵にはいろいろ情報を入れるのがコツ。
蓋絵にはなにを書く?
例えば?

はまちゃん

しまさん
イベント名、開始予定時刻、主催者ロゴ、出演者の名前とか。視聴者が今見てる画面がなんの配信なのか、すぐ分かるようにしておくと親切なんだ。
あ、たしかに。なんの番組か分からないと不安ですもんね。

はまちゃん

しまさん
そうそう。あと、配信トラブルで開始が遅れることもあるから、「このあとすぐ」みたいな一言を入れておくと安心感を与えられるよ。それと表示するタイミングによって「休憩中」や「ご視聴ありがとうございました」という蓋絵を出すこともあるので複数種類を用意することも多い。
どうやって作る?
勉強になります〜。でも、蓋絵ってどうやって作るんですか?

はまちゃん

しまさん
デザインが得意な人なら自作してもいいし、社内でテンプレートを使ってる会社さんもあるね。デザイナーへお願いする場合もあるし。
なるほどー!じゃあ、蓋絵って見た目も大事だけど、情報の見せ方も重要なんですね。

はまちゃん

しまさん
その通り。文字が小さすぎたり、色の組み合わせが見にくかったりすると逆効果だからね。視認性は大事。
じゃあ、配信前に「蓋絵チェック」も必要ですね!

はまちゃん

しまさん
うん、現場では「蓋絵出しましたか?」って確認するのも定番だから、覚えておくといいよ。
はいっ、蓋絵は配信の“顔”ってことで覚えておきます!

はまちゃん

しまさん
いいね、その覚え方(笑)じゃあ、次回は「上手・下手」についてやろうか。
え、それって……方向の話?

はまちゃん

しまさん
ふふ、気になるでしょ?次回をお楽しみに〜!
次回予告
舞台や配信でよく聞く「上手(かみて)」「下手(しもて)」ってどういう意味?方向だけじゃない、進行に役立つヒントも!
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