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2022年 国内動画広告市場調査結果について

アイキャッチ

新型コロナウイルス感染症拡大が想像以上の長期戦となり、未だ収束が見えない状況が続いています。経済の落ち込みも懸念される中、反対にコロナ禍で一気に進んだデジタル化の流れを受け、インターネット広告市場は2021年高い水準の成長を遂げました。

急拡大をみせている動画

インターネット広告のフォーマットにはテキストや画像もありますが、もっとも急拡大しているのは動画です。テキストや画像よりも情報伝達に優れ、かつ表現方法が多彩である動画フォーマット。その上Google社の発表では国内のYouTube利用率は40代以上でも70%を超えてくる水準にあり、動画コンテンツの視聴は世代を問わず増加しています。今後さらに動画広告が企業にとって魅力的なフォーマットとなっていくことが予想されます。

動画の情報伝達力

情報量

1分 ≒ 180万字 ≒ Web 3,600ページの情報量
出典:Forrester Research https://www.videobrewery.com/blog/18-video-marketing-statistics/

伝達力

視覚+聴覚への情報伝達で、文字情報の2倍記憶に残る
出典:アメリカ国立訓練研究所

2021年の動画広告市場は?

2022年1月に株式会社サイバーエージェントは『2021年国内動画広告の市場調査』を発表しました。

これによると2021年の動画広告市場は、昨年対比142.3%の4,205億円に達する見通しで、2025年には1兆円を超える見込みとなっています。

2022年グラフ
出典:株式会社サイバーエージェント

同社では毎年同様の市場調査を発表しており、昨年2020年版と今年を比べると動画広告の勢いがさらに如実に見える結果となっています。
2021年グラフ
出典:株式会社サイバーエージェント

「コロナ元年」とも呼ばれる2020年は、現在よりも経済への影響が見えづらく、一時的な広告出稿の抑制もみられた中、それでも動画広告市場は堅調な拡大を見せています。

しかしながら、この時点での2022年予測と実際の2022年を比べると664億円の上振れ、さらに2024年予測では1,890億円の上方修正がされています。

コロナ禍における、いわゆる「巣ごもり」で「リアル」の接点が制限される中、消費行動の変化やデジタル化の促進と動画というフォーマットが強固に噛み合った結果と言えます。この傾向はおそらく今後拡大することはあれ、縮小する可能性は極めて低く、広告主企業としては、商品、サービスの販促はもちろん、ブランディング、採用などあらゆる発信の場面で動画コンテンツ作成が必須となっていくと思われます。

課題、そして今後

課題イメージ

株式会社サイバーエージェントは「動画広告市場の課題・今後」として、適切なコミュニケーションを挙げています。

ユーザーの動画に接する端末、場所、場面の多様化に合わせ、如何に適切なタイミング、表現でコミュニケーションを取るかが重要としています。これは昨年の同調査結果時にも述べられており、適切なターゲット、適切なタイミング、適切なメッセージを届けることを業界全体で促進していく必要があるとしています。

またcookie廃止などでますます機運の高まるユーザーのプライバシーへ配慮を前提としており、個人情報などの取り扱いの観点からも業界全体の配慮、対応が重要となっていきます。

いずれにしても、動画というコンテンツは今後ますます増えていき、新技術によりインタラクティブなコンテンツも出てきています。

我々制作サイドとしても、単純に映像を作るだけではなく、ターゲットへ向け、タイミング・場所・メッセージをどのように設定するか。トータルでみた映像クリエイティブを心掛けていかなければならないと考えています。


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