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日本の中枢「霞が関」を見学!

2015年2月17日(火)、東京都印刷工業組合千代田支部Aグループ主催の霞が関見学ツアーに参加してきました。【身近にあるが意外と行かない施設】をテーマに、国立国会図書館、憲政記念館、国会議事堂を見学させていただきました。

国立国会図書館

霞が関 写真4エレベータで地下8階書庫へ

あいにく雪の降る中での出発となりましたが、まず最初に見学したのが「国立国会図書館」。蔵書数はなんと4,000万点以上!ここに来ればお目当ての資料に巡り会えること間違いなし。今ではデジタル化された資料を自宅のパソコンで閲覧できるオンラインサービスもあり、より身近で便利な図書館に進化しています。
そういえばなぜ「国会」という名前が付いているんだろうと思った方はいませんか? 実は国立国会図書館は「国会」に属していて、国会の諸活動を調査・情報提供の面で補佐する重要な役割を担っているんだそうです。議員の先生方から国会審議のために必要な資料の調査依頼があったり、あるいは事前に会議で必要になるであろう参考資料を準備したりしているそうです。まさに縁の下の力持ちですね。
当社で発行している白書類も納本していますが、こうして様々なかたちで活用されているんだなぁとしみじみ…。

霞が関 写真5地下8階から見上げた書庫棟
霞が関 写真6書棚が並ぶ全長135メートルの長廊下
霞が関 写真7日本が世界に誇る文化、マンガも蔵書されている

憲政記念館

霞が関 写真9憲政記念館内にある食堂でお待ちかねのランチタイム
霞が関 写真83/4サイズの議場施設で擬似体験できる

そしてお次は国立国会図書館すぐとなりの憲政記念館。普段はここは何なんだろうと思いながら通過していましたが、今回初潜入です!
1970年(昭和45)に我が国が議会開設80年を迎えたのを記念して、議会制民主主義についての一般の認識を深めることを目的として設立され、1972年(昭和47)3月に開館したそうです。国会の組織や運営などを資料や映像でわかりやすく紹介しています。

国会議事堂

霞が関 写真10国会議事堂前で記念撮影

そしてラストは国会議事堂。社会科見学の小学生一行に混じりながら、今回は参議院議場を中心に見学しました。残念ながら議事堂内は撮影NGだったので写真はないのですが、大理石、ステンドグラス、木彫、壁画などすべての造りが重厚で気品漂う空間でした。ここで明日の日本をより良くするための議論がなされているのですね。そういえば、当社で発行している白書も、この国会議事堂で閣議了承されているんですよね。

今回は、普段なかなか足を踏み入れる機会の少ない3施設を巡りました。
あらためて見学してみると、私たちの暮らしにも関わりが深かったり、仕事でも活用できる場面があったり、思いがけない大人の社会科見学となりました。是非みなさんもお出かけしてみては?