ジャケッティングブック交互集積機導入前の手作業風景自動化前トライオート機から冊子が排出されるトライオート機は、オペレーターの「一日中冊子を手作業で扱っているので負担が大きく、手首を痛めている」との話に代表されるように、身体的負荷軽減への声が寄せられていました。このままでは身体的負荷が原因で離職を検討する可能性があること、また、不均一となっている検査精度、さらに重量の面で男性のみが担当している現状から、職場の多様性を促進するなど複数の課題を解決するため、最優先でトライオート機を自動化すべき工程であると判断し、情報収集を行ったうえで導入に至りました。社員の健康問題による離職防止、女性活躍の推進、パートやアルバイトが活躍できる工程づくり、検査体制の強化を目的に導入提案を行い、東京都 DX 補助事業に事業計画を提出し、採択されました。作業者が冊子を取り出す作業者が検査するトライオート機からカバー帯を巻いた 5 冊単位(約 2~5kg)の冊子を人の手で取り出しているため、オペレーターのスピードに合わせた回転数で作業が行われています。1 回当たりの作業は大きな重量ではありませんが、外観検査では5 冊の冊子を把持して回転させるなどの工程を一日中繰り返すため、身体への負荷が伴うとともに、作業スピードも一定ではありません。その結果、手首に腱鞘炎などの健康問題が生じ、作業効率が低下していました。製本ロボットの導入により、これまでの①冊子は設置された検査カメラで品質チェック → ②ロボットが自動で冊子を5 冊単位で取り出し → ③ 10 冊単位で集積 → ④包装機へ自動投入、という工程が自動化され、手動による冊子の回転や検査の手作業が不要となってオペレーターの負担が大幅に削減され、健康面と作業効率の向上につながりました。また、重量物の取り扱いをロボットが担うことで、女性でも安心して担当できるようになり、職場の多様性促進が期待できます。さらに、検査カメラにより不適合と判定された冊子は製本ロボットが自動的に排出するため、均一な検査精度による品質の強化と作業制度の向上に貢献しています。作業者が検査後の冊子を包装機へ送り出す包装機で梱包される製本ロボット導入前後のプロセス導入の経緯導入前の作業状況導入後の効果ジャケッティングブック交互集積機で作業自動化Sustainability Book 20255
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