継 日経印刷CSRアクティブレポート Aug.2017 Vol.4
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「ドローン」語源をひもとくと、蜂の羽音の「低いブーン」の英語表現とも、周波数の低い音とも、未確認飛行物体とも言われている。「ドローン」を飛ばしてみて、正しく俯瞰してみて、俯瞰の意味を再確認することができた。2017年の経営方針のスローガン「働き方も新発想 個々の付加価値向上で 更なる飛躍を!」固定概念に縛られると新しい発想は出にくくなってしまいます。「井の中の蛙現象」が、知らないうちに自分の中に蔓延してしまうとそれが普通になり、当たり前になり、ひいてはそれが正解になってしまいます。正解なんていくらでもあるのに、気がつくと一つの正解に縛られていたり。全体を見て考える癖を持つと、視野が広まりひらめき力が強くなると言われています。先の見えないゴールも、視点を変えるとゴールが見えたり、ゴールが見えるとゴールへの道筋も、距離も見え、やるべきことが見えてきたり。俯瞰は新しいアイディアや新しい方法を見い出すためだけではありません。人を育てたり、上司の考えていることを先回りしてみたり、自分の学びのポイントが見えてきたり。こうして俯瞰について「いいぞいいぞ」と推す自分に対し、「君は何様やねん」と、顧みる機会も与えてくれます。兎に角、広い視野で全体を俯瞰し行動して行きましょう。全体最適が死語にならないように。5 日経印刷CSRアクティブレポート

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