継 日経印刷CSRアクティブレポート2015.Jun Vol.1
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 私たち製版部がこだわりを持って続けていることは、製品の品質向上と作業の標準化を実現すること。私たちが常に安定した品質を維持し、ご提供し続けることが、お客様の安心と満足につながるとの考えのもと、作業環境の改善に日々取り組んでいます。 その取り組みのひとつが、約600項目にわたる作業手順を、それぞれにまとめた「手順書」です。これは、現場での実務を通して得たノウハウの中から、最も適切で効率的な方法・手順をデータベース化したもので、約60名のオペレーターが共有。全員が作業のガイドラインとして活用することで、作業の標準化を図っています。 そのほかにも、想定できるあらゆるケースの判断基準をまとめた「判断基準表」、トラブル事例集、ハウスルールを整理した「イントラネット」の更新などによって、各スタッフの知識と技術を標準化し、品質の安定に努めています。 また、ものづくりの現場では、前後の作業工程と連携を図り、スムーズな流れをつくることも重要です。私たちは、ひとつの製品ごとに「作業カルテ」を作成。入稿データに関する細かい情報や更新の履歴を記録し、後工程のスタッフに引き継ぐことで、不良品の削減をめざしています。60人の部員が共有する600項目の「手順書」製版部 G2製版課主任松林 賢志9 日経印刷CSRアクティブレポート

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