CSR REPORT 2024
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前回の方向性に加え、お客さまやパートナー会社様とのかかわりを取り上げました。近隣の学校からの工場見学のご依頼にお応えし、受け入れ件数の増加にともなって深くなった地域社会との連携などもご報告いたしました。自社のCSRレポート作成を通してCSRを学び、CSRレポートやCSR報告書作成のノウハウを蓄積することで、お客さまによりよいサービスをご提供することを目指しています。作成にあたっては現在もその意志を貫いています。コロナ禍という状況下、訪問による営業活動の自粛は続き、リモートでの営業も芳しい成果が上がりません。そこで商談数をアップさせるプロジェクトチームが発足、「オンライン工場見学会」開発の概要を特集として掲載しました。初めて発行したCSRレポートは、2008年から継続してきた独自の環境活動Neco-Projectや省エネ活動、ゼロエミション活動などに加え、従業員や地域・社会とのかかわりなど、従来からの地道な活動がベースとなっています。地域社会が私たちに期待していること・できること・実際に行っていることをご紹介したいと考え、「地域・社会とともに」のページを拡充しました。特集は組織変更が行われた生産管理部部長のインタビューが掲載されました。コロナが猛威を振るうなか、その後を見据えた動きが急務になります。日経印刷の強みは何か、視点を変えることで見えてくるものがあるはずです。特集は安全を第一に考えた感染予防対策グッズとコロナ下での働き方をご紹介しました。従業員も重要なステークホルダーであるという考えに立ち、教育体系や福利厚生など、人事施策について幅広く取り上げました。特集にはグラフィックガーデンの環境活動を取り上げ、使用機器や環境活動、取り組みをご紹介しました。表紙デザインを一新するとともに、冊子を左開きから右開きに、文字を横書きから縦書きに変更しました。加えて内容もCSRに関する特集を主体とする構成としました。また、統合報告書では必須ともいえる価値創造モデルを掲載しました。持続可能な未来への貢献として、EcoVadisの評価で「ブロンズメダル」を獲得、グラフィックガーデンの完全LED化を行いました。EcoVadis導入の経緯や受審のメリット、今後の対応についての特集を掲載しました。お客さまとのかかわりをさらに充実させ、コミュニケーションの事例や技術的・品質的なかかわりなどを深く掘り下げました。また、初の試みとなる座談会を特集として掲載し、従業員がCSRについて語り合いました。今回から誌名の「レポート」を英文表記とし、環境の負荷を考えてページ数を削減しました。2017年の環境活動、従業員や地域・社会、お客さま、パートナー会社とのかかわり、情報セキュリティについてご報告しました。グラフィックガーデンに、製版において現像装置を使用しない完全無処理版を導入しました。現像液使用量ゼロであることは、環境負荷の低減に大きく貢献します。特集は進化を図るオフセット印刷最前線をご紹介しました。しています。日経印刷は日々の事業活動のなかで、環境を保護し、社会の持続可能性を高めるためのさまざまな取り組みを行っています。また、ステークホルダーのみなさまとのコミュニケーションを深め、その期待に応えることで企業価値向上をめざしています。そんな日経印刷のCSR活動をご理解いただくために、CSRレポートを2012年から毎年発行 日経印刷 CSR REPORTの掲載内容の一部をご紹介しますCSRレポート2015CSR REPORT 2019CSR REPORT 2023でご覧ください。バックナンバーはhttps://www.nik-prt.co.jp/csrreport/8CSR REPORT 2024CSRレポート2014CSR REPORT 2018CSR REPORT 2022CSR REPORTとは異なる切り口で、当社従業員にスポットを当てたCSRアクティブレポート「継 Kei」を2015年から2017年にかけて 5冊発行しました。タイトルの「継」は、継承・継続・中継・後継を表し、それらの言葉をキーワードに誌面を構成しています。CSRレポート2013CSRレポート2017CSR REPORT 2021CSRレポート2012CSRレポート2016CSR REPORT 2020日経印刷CSR REPORT

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