CSR REPORT 2023
5/16

● 4つのテーマ(「環境」、「労働慣行と人権」、「倫理」、「持続可能な資材調達」)に関する強みと改善点を含む、CSRパフォーマンスの● CSRパフォーマンスと、業種および該当地域のベンチマークの比較ができる。● EcoVadisのプラットフォーム上で、CSRパフォーマンスを複数の取引先と共有し、是正措置と再評価のネットワークを素早く更新することができる。CSRパフォーマンスをネットワーク外の関係者と共有するために、スコアカードのPDF版、EcoVadis評価認証書、EcoVadisメダル、CSR評価報告書、CSRハイライトをはじめとしたさまざまなツールが活用できる。● 是正措置計画機能を使用して、改善点に対する実施対策を講じ、取引先と連携を図ることができる。● 年に1回CSRパフォーマンスの再評価を行い、継続的な改善が模索できる。● 取引先のCSRパフォーマンスを監視し、リスク管理を行う。● 信頼性の高い評価とグローバルベンチマークにより、CSR慣行の透明性を高める。● さまざまな業種に当てはまる、主な持続可能性の問題に対する実践的な洞察を得る。EcoVadisの業種別リスクプロフィールから、● パフォーマンスの高い取引先を特定し、イノベーションを推進するために取引先のネットワークにわたってCSR慣行の継続的な改善今後の対応冒頭にメダルを掲載しましたように、当社は「ブロンズメダル」を受賞しました。回答時にはかなり手ごたえを感じていましたが、証拠文書が不充分と判断された質問もあり、今回の評価となりました。しかし、たった一度の評価で結果が確定してしまうわけではありません。継続して改善を図ったうえで再受審も可能です。当社とEcoVadis間にわたるので、今後はこの3年の範囲内でどのような対応を図っていくのか、現在鋭意検討中です。再受審の有無にかかわらず、サステナビリティに関する継続的な改善は必要なことであると認識し、全社で対応、取り組みを推進していきます。との契約は3年評価が理解できる。業種の主な規則、強み、改善点、主要業績評価指標(KPI)などの概要を把握する。を促す。Ecovadis HPhttps://ecovadis.com/ja/詳細は同HPをご覧ください。5EcoVadisの評価を受けることは、自社のサステナビリティのカ継続的改善につながりますが、メリットはそればかりではありません。かつてISO9000が部品や部材の取引に必須だったように、サステナビリティ評価が取引基準のひとつになっていく。つまり、サステナビリティを通じて企業価値を高めることで既存顧客の取引継続はもちろん、将来の新たなビジネスチャンスを見出すことが可能となるのです。企業が原料調達先から製品の販売までのサプライチェーンにおける責任を取る動きが加速しています。その発端となったあるメーカーの児童労働や劣悪な環境下での長時間労働問題が、事業に大打撃を与えたことはみなさんも覚えていることと思います。環境、倫理、労働慣行と人権のリスクは、企業規模や業種、地域にかかわらず取引先にとって重大な問題となっています。そのため、企業にとってはサプライチェーンの供給途絶リスクの軽減、企業の評判とブランド保護、市場での優位性の確保をはじめとした主なメリットを考慮して取引先を選定しています。しかし、消費者やステークホルダーからの増え続ける要求に応えるうえで、こうしたメリットを理解している人員を配置している組織はほとんど見受けられません。そこで企業は取引におけるサステナビリティ評価の共通の物差しとしてEcoVadisを活用しているのです。参考・引用EcoVadis受審のメリット評価を受けるメリット取引先に評価を依頼する企業のメリット

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る