CSR REPORT 2022
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版版5レーザー照射絵柄がないところにレーザーが照射され感光します感光剤アルミプレートレーザー照射絵柄にレーザーが照射され感光します感光剤アルミプレートレーザーが照射されなかった部分は感光せずハンコの凸面として残ります感光部レーザーが照射された部分が感光しハンコの凸面として残ります浸し水とインクで感光していない感光剤を溶かしインクとともにブランケットに吸着させ排出インク水で現像液を流します現像廃液が発生します浸し水感光部刷版焼付刷版焼付印刷機:最新オフセット印刷現像液現像(自動現像機)水洗い現像廃液カメラのフィルムで例えると:フィルムの片面には感光剤が塗られていて、感光剤はカメラのシャッターを切ると(シャッターを開放)、入ってきた光の温度に反応します。これが「感光」です。感光すると、感光した部分の感光剤が固まり、感光していない部分は、現像液に浸けると溶け出し、感光部分だけが残ります。この工程を「現像」と呼んでいます。印刷の製版プレートの表面にも感光剤が塗られています。製版用のデータはレーザー光となってプレートに照射されます。従来の製版プレートの感光剤は、絵柄以外を感光させ、感光した部分が現像液に溶け出す素材でした。無処理版の場合、絵柄を感光により固め、感光していない部分は、水とインキに溶ける素材になりました。下記のダイアグラムで、今までの製版・印刷工程と、これからの製版・印刷工程で比較しながらご説明いたします。これからの製版・印刷工程(完全無処理版工程)今までの製版(自動現像機)・印刷工程レーザー照射(感光)レーザー照射(感光)BeforeAfter

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