日経印刷 CSRレポート 2020
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OUTPUT設備増により増加CO2の換算係数は毎年変化します。そのまま当てはめると増減の傾向が把握できないので、比較のため2011年度の係数で算出しています。CO2の増減には、ガスより電気の影響が大きいため節電が効果的ですが、設備の増加もあり2019年度は5%増加となりました。(t)紙類2,825プラ類10アルミ版183環境配慮(省エネルギー・ゼロエミッション・他)企業が経済活動を行う上で、電気やガスといったエネルギーを使用し、製品・サービスを世に送り出すとともに、廃棄物を排出することは必然です。当社では企業としての社会的責任を果たすため、環境マネジメントシステムを構築し、省エネ、廃棄物の削減と再資源化、環境法規制の遵守等に取り組んでいます。FSC® CoC認証とはFSC (Forest Stewardship Council®: 森林管理協議会)には、森林の管理を認証する「FM(Forest Management:森林管理)認証」と、認証された森林から産出された木材の適切な加工・流通を認証する「CoC (Chain of Custody:加工流通過程の管理)認証」があり、認証材以外のものが混入しないよう、各加工・流通工程で適切に管理された製品には、その証としてロゴマークがつけられます。FSC認証製品をお客さまへ火災リスクを抑えるためにプラごみと紙ごみの一部をRPF(固形燃料)化していましたが、火災のリスクが高く、廃洗浄布(廃油が浸透した不織布)のRPF化が困難になりました。新たな処理先を探し、現在はフラフ燃料化ができる業者に委託しています。廃棄物※フラフ燃料化:破砕した状態の燃料化CO2INPUTゼロエミッション継続2019年からリサイクルの定義を変更しました。①廃止と廃プラを混合し固形燃料化(RPF化)②廃パレット類(チップ化で紙原料に)①②とも、工場から出る時点で法律上はマニフェストを発行する産業廃棄物となるため、廃棄物に変更しました。102%※事業所略称 G2 : グラフィックガーデン  浮間 : 浮間工場  CS : Creative Square16,416㎥前年比 14%省エネ効果の高い冷凍機への検討開始水は、全体の約6割を冷凍機で使用しています。冷凍機運用は12年目になり、現在より省エネ効果の高い、ガスではなく電気で冷やす設備への入れ替えの検討を始めました。その影響で使用量が大幅に増加となりました。水道(㎥)G215,765浮間594CS57前年比 102%前年比 7%前年比 5%前年比 1%(t)一般廃棄物10(t)電気2,519ガス780水道3(t)副産物計3,131エネルギー使用効率UPメインの菊全8色機3台をUV印刷対応機としたことで、電力消費増となりました。電気6,930千kwh前年比 2.6%(千kwh)本社212G25,531浮間1,142CS45機器制御方法の変更で増加ガス使用量の増加要因としては、印刷関連で設備の増加が行われたことと、冷凍機の設定温度の変更により、下期の冷凍機のガス使用量が増えたことが挙げられます。346,966㎥ガス前年比 29%(㎥)G2346,966リサイクルリサイクル率3,023t14t3,312t電気:東京電力2011年度排出係数 (0.000375t-CO2/kwh)ガス:環境省 温室効果ガス算定・ 報告マニュアルより千N㎥×単位発熱量(45) ×排出係数(0.0136) ×44/12水道:東京都水道局排出係数 0.2kg/㎥副産物計:リサイクル計 +廃棄物計リサイクル率:リサイクル計 ÷副産物計エネルギー原単位(全工場)生産額3,657百万円原油換算 2,092㎘0.572㎘/100万円前年度原単位改善実績-1.2%→12.1%省エネ法努力目標 年平均1%エネルギー原単位集計排出係数CSR REPORT 2020 12日経印刷CSRレポート2020データ集

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