日経印刷 CSRレポート 2018
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リサイクル2,978t前年比 +0.017%紙類プラ類アルミ版2,7899179サーマル定着液(t)170CO23,016t前年比 +4.7%廃棄物15t前年比 +45%リサイクル率99.5%前年比 -0.3%OUTPUT環境関連法規制の順守企業が順守しなければならない環境保全に関する法規制は数多くありますが、これらを確実に守るため、当社では仕組みを構築し、運用しています。「環境法規制等登録簿」で関係する法令をピックアップし、「資格保有管理責任者一覧」で選任された管理者/担当者を明記。順守事項を管理者の役割ごとにチェックリスト化し、事業所単位で毎月実施している「事業所会議」にてチェック結果を確認し、NG項目について修正/是正するというサイクルを回しています。化学物質のリスクアセスメントへの対応平成28年(2016年)6月1日に改正労働安全衛生法が施行されました。改正の発端は、印刷工場において洗浄作業等に従事した労働者の胆管がんの発症が相次いで明らかになった事件でした。これを切っ掛けに、化学物質による危険性または有害性等の調査(リスクアセスメント)の実施が、事業者の義務となりました。当社では2004年から製品に含まれる化学物質を管理する「製品含有化学物質管理」に取り組んでおり、この仕組みに同法で求められているリスクアセスメントを上乗せすることで対応しています。リスクアセスメントは、工場で使用する資機材を購入する前に実施し、対象となる資機材のSDS(安全データシート)を基に簡易な手法と詳細な手法を組み合わせることで、負荷の軽減と確実性の両立を図っています。このリスクアセスメントにより、製品の安全と従業員の安全を確保しています。*1 エネルギー原単位エネルギー原単位とは、製品の単位生産量に対する必要エネルギー量で、生産効率を客観的に表す指標です。省エネ法では、年平均1%の改善が、努力義務化されています。これまで電力100kWで製造していた製品を99kWで製造できれば1%の改善となります。日経印刷の原単位の考え方は、生産額を100万円上げるのに使用した電力とガスを原油換算してkℓ で表しています。原単位0.623=100万円分生産するのに原油換算で0.623kℓエネルギーを使用したことを表す電気ガス水道2,4925213(t)一般廃棄物廃油132(t)副産物計2,992(t)CSR Report 20187

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