日経印刷 CSRレポート 2017
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東日本大震災復興支援毎年6月に食事会というパーティーを開催しています。そのパーティーで行われる抽選会の景品として、東日本大震災の復興支援の意味も込めて「純米八重の桜しずくとばんげぼんげセット」(福島県)と「宮城の絶品おむすびキット~春の食材~」(宮城県)を購入しました。使用済み切手の回収会社に届いた郵便物の切手を回収してボランティア事業に参加しています。回収した使用済み切手は、麹町法人会を通して世界中のお母さんと赤ちゃんの命を守る活動を推進する公益財団法人ジョイセフに送付します。集められた切手は換金され、ジョイセフが開発途上国で推進する妊産婦と女性の命と健康を守るための活動資金として活用されています。献血活動 印刷部の目標に掲げたCSR活動を各課でテーマを決めて活動することになり、「献血」を流通課と進めることになりました。まずは赤十字社に連絡し、日程の選定など打ち合わせを行いました。参加人数が30人以上いないと献血車1日使用することができず、半日になってしまうとのことだったのですが、事前にアンケートをとったところ39名の参加希望者が集まりました。 また、参加者が一気に来てしまうと混雑し、待ち時間ができてしまい、仕事に影響が出てしまいますので、15分4名ずつのリストを作成して、時間になったら献血の受付をしてもらうようにアナウンスをしました。そのほか、参加者へ事前に注意事項等の書かれた冊子や献血カードを作成するための記入リストを配布し、社内にポスターを掲示しました。さらに1Fトラックヤードに献血車とテントの設置場所を決める等準備を進めました。 当日は、風邪での欠席者もいましたが皆さんの協力のおかげで29人×400mlの11,600mlの血液を提供できました。当初、400mlの採血量に対して不安の声もありましたが、実際はまったく問題なかったという温かい声もたくさん頂きました。また、今までA型と思っていた人が実はO型だったと判明するといったこともありました。 一方、事前の検査で献血不採用になってしまった方もいました。不採用の理由としては、年齢オーバー(65歳から69歳までの方については、60歳から64歳までの間に献血の経験がある方に限られます)、育毛剤の使用、高血圧、風邪気味、湿疹、歯科治療、前回献血から3ヶ月経過していないといったものでした。これらは次回以降の献血の際に事前に確認していきたいと考えています。 献血は今回で終わりでなく、継続していくことがとても重要で、普段参加できない方でも会社で気軽に献血ができる機会を提供できれば社会貢献の一歩に繋がると思っています。病院で行うと1万円ほどする血液検査を無料で行うことができ、自分の健康チェックにも役立つので、もっと多くの社員の皆さんに参加していただきたいと思います。今後は、近隣の方々にも参加を呼びかけ、年2回を目標に定着させていきたいと思っています。印刷部G2印刷1課課長大森 健一 さん従業員レポート15地域・社会とともに

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