日経印刷 CSRレポート 2017
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地域・社会とともにグラフィックガーデンでは、インターンシップの受入れや学生・生徒の皆さんを中心にものづくりの現場を見学していただいています。働くことを体験し、印刷関連製品のできるまでを実際に見ていただいています。インターンシップの受け入れ東京の地場産業である印刷業を営む企業として、日経印刷は年間を通じて多くの学校、団体の学生・生徒さんにインターンシップの場を提供しています。実際の日々の仕事に触れてもらうことで、環境への配慮や情報セキュリティの中で作られている印刷物をより身近に感じてもらうことを目的としています。また、民間の障害者就労支援施設の通所者や、職業能力開発センターの方々の職業体験も受け入れています。これらの体験を通じて、学ぶこと、働くことの意義を感じ取っていただき、就労意欲の向上につながればと考えています。工場見学の受け入れお客様やお取引先様、採用試験に応募いただく学生、生徒の皆さん以外にも、たくさんの方がそれぞれの目的で工場見学に来られます。一番多いのは近隣の小学校の児童さんによる社会科見学です。3年生の授業で印刷や製本について学習しているとのことで、ここ数年の定番となりました。まずはDTPのデモや印刷の原理、製本の工程について説明を行い、その後に実際に工場を見学してもらっています。北区にある浮間工場では、オペレーターが印刷の仕組みについて実際の印刷機を使って説明するなど、工場それぞれの持ち味を生かして社会科見学に協力しています。また、特別支援学校の皆さんや民間の障害者就労施設に通所される方の見学も受け入れています。そのほか、専門学校の生徒さんやビジネスインターンシップにおいては、進路の選択の一助として、デザイン・編集・DTP、印刷・製本といった本作りの各工程を見学いただいています。ビジネスインターンシップの皆さんの見学の様子北区立小学校生徒さんの見学の様子撮影ロケ地として工場を提供グラフィックガーデンをドラマやCMなどのロケ地として提供しています。これは日経印刷も賛同している板橋区の産業観光の一環で、映像を通して東京の魅力発信や地域の活性化を図ることを目的としています。日経印刷は、2013年にロケ地紹介サイト「東京ロケーションボックス」に登録し、いただいたオファーの中から誰にでも見られるドラマやCMを中心に選び対応してきました。従業員のモチベーションの向上や地域のイメージアップに繋がることを期待しています。2016年度はamazonプライム・ビデオのドラマ1件、テレビドラマ1件の撮影が行われました。ドラマのロケーション風景14地域・社会とともに

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