日経印刷 CSRレポート 2016
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2020 Vision挑戦し続ける企業日経印刷株式会社 代表取締役社長印刷業界で高まる日経印刷の存在感当社は、創業50周年を迎えた2014年に年間売り上げ100億円を達成して以来、浮き沈みの激しい景気動向の中でもそれを維持してきました。ものづくりとしての印刷業は、20世紀の終盤から急速に発展したデジタル媒体とのせめぎ合いの中で、業界全体の売り上げが徐々に縮小し続けています。しかし、当社は紙へのこだわりを持ちながら、売上のみならず経常利益や従業員数も右肩上がりで拡大してきました。アベノミクスで一時持ち直した感のある国内経済も、新興国の景気減速や世界的な政情不安のあおりを受け、回復のスピードは足踏み状態を続けています。この厳しい状況の中で、印刷業務を主体とした会社として、日経印刷がこれだけ存在感ある企業に成長できたことは、営業部門の不断の努力と、それを支える現場とバックスタッフのみんなの創意工夫の賜物であると考えています。2020 Visionに込めた想い50年以上に渡って紙にインキを載せる手法で社会に情報を届けてきた私たちは、平面メディアにおける表現のプロフェッショナルだと自負しています。新たに掲げた「2020 Vision」は、紙への表現が当社の事業のコトップメッセージ2020 Vision●日経印刷は成長し続ける。●紙への表現がコア(主事業)であることは変えない。●お客様の想いを叶えるために、お客様の ことを深く理解して日経印刷の技術と アイデアでお客様の課題解決に取り組む。●印刷をコアとして上流工程と下流工程を 強化する。●デジタル印刷技術とICTを活用し、表現の自由度を極め、「共感」を生み出す ものづくりを支援する。4

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