日経印刷 CSRレポート 2016
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従業員とともに日経印刷には、契約社員やパートアルバイト社員として働いている方も多数います。そういった方々の待遇の向上のために、職域限定正社員制度を導入しました。その他にも、働く時間の制限に応じて勤務できる時間限定正社員制度を導入するなど、より働きやすい環境づくりに取り組んでいます。職域限定正社員制度の導入労働契約法により定められた無期転換ルールを受けて、基本的に異動や職務の変更がなく、業務の責任範囲も限定的となる職域限定正社員制度の導入を検討進め、2016年1月から導入することを決定しました。現場の軽作業に従事していた有期の契約社員は、この制度の導入により職域限定正社員へ切り替わりました。また、これを機に契約社員の職務見直しが行われ、一部の方を正社員としての雇用に切り替えました。時間限定正社員制度の導入育児・介護休業法では3歳までとされている8時間未満の短時間勤務ですが、社内の育児・介護休業規程では小学校入学までに延長しました。さらに小学校入学から小学校3年生までは、時間限定正社員として勤務することできる制度を導入することにしました。育児のほか、介護や傷病、その他の都合でも時間限定正社員として勤務が可能になりました。制度適用人数契約社員から正社員への転換6名職域限定正社員9名時間限定正社員3名社内研修2013年に教育体系構築プロジェクトを推進し、会社全体の教育体系を作成しました。2015年度もその体系図に基づいて、さまざまな研修を計画し、その一部を実施しました。(1)新入社員研修・フォローアップ研修2015年度は4月1日に新卒10名、キャリア4名の合計14名が入社しました。3月31日に外部講師によるマナー研修、4月1日に入社式を行い、引き続き新入社員研修を実施しました。日経印刷の新入社員研修は各部署のマネージャが講師を担当します。3日間の社内研修の後は、学校法人日本プリンティングアカデミーで約3週間、印刷の基礎について学習します。また、入社から半年経った10月にはフォローアップ研修を実施しています。そこでは、自分のできていること、できていないことについて上司・先輩からアドバイスをもらうことで、2年目に向けての意識付けを行っています。16従業員とともに

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