日経印刷 CSRレポート 2016
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パートナー会社とともに日経印刷は、パートナー会社の皆様とコミュニケーションを図り、良好な関係を構築していくことで、品質、納期、環境保全の維持向上にともに取り組んでいます。これからもパートナー会社とともに発展していけるよう、さまざまな取り組みを進めていきます。パートナー会社とのコミュニケーション当社は、全生産の約50%をパートナー会社に依頼しており、パートナー会社との協業は無くてはならないものといえます。現在、お取引きさせていただいているパートナー会社の数は、制作関連で約50社、印刷関連で約60社、製本関連で約70社にも上り、その他配送・発送関連のパートナー会社をあわせると200社以上になります。「お互いに相談しあえる関係」であることを目指し、企業理念である「公正な購買取引の慣行」のもと、全てのパートナー会社に対して、公平な機会を設け、公正・透明な発注・購買活動を心がけています。また、新規でお取引きを開始する場合は、提出いただいた資料の確認や工場などへの訪問、作業環境や作業方法等を確認してから、お取引きを開始するようにしています。用紙EDIシステムの導入2015年10月、用紙EDI*1システムを導入し、用紙の注文から決済まですべてをEDIで行うことが可能になりました。従来の用紙発注業務では、注文書の作成・出力・内容の確認、用紙店とのFAXでのやり取りなど、担当者は毎日その作業に多くの時間を割いていました。このシステムを導入することにより、手書きによる間違いや入力ミスがなくなるなど、作業の正確性向上はもちろんのこと、情報伝達のスピードも上がり、作業効率も大幅に上がりました。また、注文先である用紙店の担当者様からも、同様に作業効率があがっているとの声をいただいています。今後は、パートナーである用紙店様からのEDIに関する要望も取り入れながら、より良いシステムとなるよう改善していきたいと考えています。用紙EDIシステムの画面*1 EDI(Electronic Data Interchange)注文書や請求書などを標準的な電子データに統一して、専用回線やインターネットなどの通信回線を通してやり取りすること日経印刷用紙会社A用紙会社B用紙会社C用紙会社A用紙会社B用紙会社C日経印刷従来システム用紙EDIシステムFAX、発注書納品書●注文書を作成し、用紙店ごとにFAXでの注文やり取り●紙ベースでの注文書、納品書のやり取り●各種検収・確認作業●オンラインでの発注●紙ベースの注文書、納品書発行廃止●担当者、経理での各種検収・確認作業削減用紙EDIシステム11パートナー会社とともに

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