日経印刷 CSRレポート 2015
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ません。また、ボリュームを直感的に把握できる物質的存在感があり、アンダーラインを引いたり余白に文字を書き込んだりと、個々がカスタマイズすることもできます。そのほかにも、デジタルにはない温もりや手触り、可読性や視認性など、紙にしかない良さがあります。我々は、紙の優位性を改めて見直すことで改良を続けると同時に、電子デバイスの特長を効果的かつ柔軟に取り入れることで、情報伝達サービスの向上に努めていきたいと考えています。今後は、我々がもともと強みとしているオフセット印刷、小ロット生産に最適なデジタルオンデマンド印刷など、ニーズに合った的確な表現方法を組み合わせることで、お客様の叶えたい想いの実現をサポートしていきたいと思っています。未来へつながる3つの“想い”企業の継続的な発展には、経営陣はもちろんのこと、従業員一人ひとりの成長が必要不可欠です。そのためには、仕事と生活を両立し、やりがいと充実感を持って働く環境がなければなりません。日経印刷では、従業員が豊かな生活を送ることをテーマに、ワークライフバランスについての検討部会を立ち上げ、問題点の抽出と改善策についての検討を始めました。各自のキャリアビジョンとライフプランに合わせてステップアップしていける仕組みを構築すること、また、経営陣と従業員、そして日々支えてくれる家族を含めた全員が、日経印刷を核として連携を深めることが、企業の持続的成長につながると考えています。企業、仲間ともに自身も成長したいという“想い”、お客様のご要望にお応えしたいという“想い”、環境、地域を含めた社会全体に広く貢献したいという“想い”。我々は「和で稼ぐ、和が稼ぐ」というスローガンのもと3つの想いを束ね、これからも「紙」とつながる情報表現の未来に挑戦してまいります。日経印刷株式会社 代表取締役社長5

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