日経印刷 CSRレポート 2015
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1件だけ発生した通勤労災は、電車の中でめまいから転倒し頭部に打撲を受けたというものです。特に持病があったわけではありませんが、自己管理に注意をお願いしています。●労働災害件数(全て休業4日未満)年度2010年2011年2012年2013年2014年件数7件4件7件5件4件■健康管理と心身の安全配慮産業医の月例定期訪問時に産業医面談を実施しています。内容は過重労働問診票によるものや本人からの面談希望、健康診断事後措置票によるものやメンタルの相談まで、2014年には延べ8名が産業医の面談を受けました。また、2013年から、産業医の指導の下、安全運転講習時に、睡眠時間・眠気の有無、てんかん、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病や服用している薬の状況などについてアンケートを行い、その結果を産業医に提出してチェックを受けています。万一の事故への備えとして、会社の車両を運転する機会のある社員全員を対象に、今後も年に一度継続していく方針です。■子育て支援制度2014年度の子育て支援制度の利用状況です。◦育児休業制度2014年度は育児休業中の社員が単年度で過去最高の6名でした。そのうち2名は2人目のお子さんの出産で、育児をしながら仕事を続けることができる環境が整ってきているといえます。新たに産前産後休業に入る社員が3名おり、そのまま育児休業制度に入りました。また1名が育児休業から復職しました。◦配偶者出産休暇配偶者が出産された社員が8名いました。その内7名が制度を利用しました。◦子の看護休暇10名、延べ30日間の利用実績がありました。◦育児短時間勤務2名の社員が短時間勤務制度を利用して勤務しました。Voice2013年の11月より1年5ヶ月の育児休業を取得し、2015年4月に復職しました。休職中に実際に会社に出向いたのは、出産後の挨拶、メールのチェック、年末に来年度に向けての上司との話、復職が決まってからの挨拶など、5回ほどでした。日ごろ後輩から来る仕事に関する問い合わせメールへの返答や年4回発行される社内報が、会社との繋がりになっていたと思います。ちょうど、育児休業中に会社が創立50周年を迎え、パーティが催されたのでそちらにも出席させていただきました。育児休業中は会社の情報を得る機会が少ないので、会社側から休職者に対してどのように情報を発信していくかが今後課題になると思います。総務部総務課神郡 美穂さん従業員とともに11

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