日経印刷 CSRレポート 2014
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堀田 志織営業本部第一営業部第二課ンターンシップに大勢訪れます。感想文を書いてもらって「楽しかった」という言葉を見ると、これも社会貢献になっているかなと思っています。堀田 営業部の社員は、お客様を通して製品がどう役立っているか分かる立場にいると思います。納品物がその後どのように機能していったかまで追跡していったら、自分たちのポジションがより分かって、もっと適切な提案も出てくるでしょうね。犬飼 品質とスピード。お客様が求めているものを提供することで貢献しているということです。巣立 情報ツールをつくって発信する会社ですからね。なによりもそういう面で役に立っていると思います。戸田 デザインやDTP、印刷の仕事、そういう「ものづくり」が社会貢献につながっていると思います。お客様の思いをカタチにしていく、お客様の期待を超えたものを送り出すということで社会的にお役に立っていると思いますね。酒井 HF工場でも毎週末、会社周辺のご近所の清掃をしています。近所の方からキレイですね、ありがとうと褒められると地域に貢献しているなと実感できます。小さなことですがペットボトルのキャップやプルタブの回収とかもそうですね。小川 会社として環境面に配慮し、紙やダンボールを節約するというのは、日常の業務以上に社会貢献の実感がありますね。─では今度は自分たち従業員に視点をおいてみましょう。働く場所としての日経印刷。いい点、あるいはもっとよくなると思う点は、どういうところだと思いますか。犬飼 なんといっても部署間の交流が出来ているところ、風通しの良いところでしょうね。営業と制作、あるいはお客様とのリレーションの良さ。他社と比べてもそれはあるんじゃないでしょうか。大森 僕はチームワークの良さだと思います。印刷課には3チームあるんですが、申し送りなどの連係、課長との意思疎通がきちんと出来ているところをその例にあげたいですね。情報伝達の方法も、壁の掲示板にみんなが情報を見えるように貼り出すとか、課長と日記を交換するとか工夫しています。犬飼 交換日記?(笑)大森 仕事のシフトの関係で3日も顔を合わせないことなんて珍しくないですから日記形式で情報伝達するわけです。巣立 入社して印象的だったことを話しますと、みんな真面目、向上心が強いということ。しかし、最近になって気になるのは、自分の守備範囲のところには目がいくけれど、前後の工程に気を遣っているかということです。次の工程に仕事を渡すときの情報の漏れとか、もっと神経を使ってもいいと思います。堀田 いい人、いい雰囲気、いい会社という、仲の良さでなんとかもっているところ(笑)。その意味ではほかの部署への関心がカギになっていると思います。山田 今年は新人が2人入ったんですが、すごく責任感をもってがんばってるなと思います。この調子なら3、4年たったら新人教育もまかせられるようになるなと。小川 仕事にもっと熱くなってもいいと思います。黙々とやるのはいいのですが、自分たちで壁をつくっているようなところがあると思います。部門が孤立している(笑)。酒井 きちんとした新人教育ができていると思います。新人教育プランは確立されていますが、その後の教育が不足しがちなので、もっと充実させたいです。創意工夫もたくさん出ているので、改善のチャンスも増えていると思います。戸田 改善活動が自然に行われている。日々やっていることが改善だというとらえ方になっています。一方で真面目すぎて、もう少し肩の力を抜いてやったほうがいいんじゃないでしょうか。─女性の立場から、日経印刷は10年後、20年後も働ける職場でしょうか。社長の前で話しにくい話題ですが(笑)。堀田 結婚したらやめるという会社ではないと思いますが、営業でも20代、30代の女性が増えていて、この人たちが一斉に結婚、出産ということになると、会社組織として厳しい事態になるかもしれませんね。酒井 印刷機を回しているのは現状では女性では私一人だけで、体力的に少々きつい仕事だと思います。最近は弱音を吐犬飼 浩貴営業本部第二営業部第二課晴朗塾・塾長大森 健一生産本部印刷部G2印刷1課副塾長巣立 浩亜制作本部製版部G2製版3課副塾長7

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