ホーム会社概要CSRレポート>環境配慮(省エネルギー・ゼロエミッション・他)

環境配慮(省エネルギー・ゼロエミッション・他)

生活を維持するためのエネルギーや身の回りの製品を作るための原材料は、なくてはならないものです。しかし、今のままでは、化石燃料などエネルギー資源の消費量が2050年には2010年のの3倍になると予想されています。当社では「環境にやさしい工場」を合言葉に環境負荷の低減に取り組んでいます。

使用エネルギーの削減

エネルギー原単位集計

会社全体での生産量が毎年増大し、絶対的なエネルギー使用量が増えているなか、日経印刷ではエネルギー原単位*1の改善を目標にしています。
省エネ法では、毎年原単位1%の改善が努力義務となっていますが、当社では倍の2%を改善目標としています。その実現のため、省エネ対策をまとめた「節電ガイド」を社内で共有して日頃より意識的に取り組んでいます。また、毎年夏季の最大電力使用量が発生する時期の前には、あらためて省エネ対策を周知徹底しています。
取り組みを開始した2011年以降、省エネ意識の定着とともに削減が続いていましたが、2015年は設備の更新等があり▲0.9%となりました。本社を含めた全社では、1.1%の改善となりました。

ゼロエミッションの実現に向けた地道な分別

印刷物を作成することは、環境に少なからず影響を及ぼしています。日経印刷では環境影響を緩和するため、ゼロエミッションを目指した活動を行っています。ゴミとして廃棄するものをできるだけ減らすため、3R(リサイクル・リユース・リデュース)で分別を徹底して行い、最も進んでいる工場ではリサイクル物などの分別が37種類となりました。さらに、製本部では独自の分別ルールで活動を進めており、その数は27種類にもなります。印刷機の24時間稼動を行っている浮間工場では、夜勤者分の食事を仕出し弁当業者にお願いすることにしました。これにより、1年のうち7ヶ月で、1ヶ月の可燃ごみが70リットル1袋というレベルにまでゴミを減量することができました。

表1:リサイクル/廃棄物分類
分類1 分類2 具体例
産業廃棄物 廃プラ 弁当容器、ガラス、ビニール袋、乾電池
廃油 洗浄廃油
特別管理産業廃棄物 廃強アルカリ 現像廃液
引火性廃油 洗浄油(引火点70℃未満)
事業系一般廃棄物 可燃ゴミ 生ゴミ、ちり紙、割り箸、ガムテープ
リサイクル マテリアルリサイクル 印刷ヤレ紙
雑誌、新聞、クラフト紙、ダンボール
紙(未使用印刷用紙)
プラ類(ラップ、フィルム、PPバンド)
鉄くず(インキ缶、一斗缶、その他缶類
自販機飲料容器(カン、ビン、ペットボトル)
アルミ(PS版)
パレット、木くず→(製紙原料としてチップ化)
サーマルリサイクル 使用済みインキ
RPF(固形燃料)化 ブランケット、紙製インキ缶、洗浄布、その他プラ類
リユース 容器再利用 溶剤用プラ缶、使用済みトナー容器

晴朗塾のCSR活動

じゆうちょう

晴朗塾では、校正・原稿などを入れるために使用するビニール袋のリサイクル活動を行いました。これにより、新品のビニール袋の購入が削減するとともに、ビニール袋の廃棄も削減しました。
また、印刷工程で出た残紙から自由帳を作り、工場見学に来た近隣小学校の児童にプレゼントし、紙のリサイクルについて啓蒙を図りました。

有機則非該当品(有機溶剤の代替品)への置き換え

印刷では使用を避けられない有機溶剤を減らすための施策を進めています。
10年以上前に負荷の少ない第3種有機溶剤への移行が完了しており、現在はさらに有機則非該当品への置き換えを進めています。
2009年度には34,000リットルの第3種有機溶剤使用がありましたが、2014年は2,466リットルと1/10以下に削減し、2015年度は815リットルまで削減しました。
その他、労働安全衛生法(特定化学物質等障害予防規則、がん原性指針)やEUにおける有害物質に関する規制(RoHS指令、リーチ規則)に該当する化学物質を含有する印刷用資材についても使用を禁止しています。

グリーンプリンティング工場認定*2の更新

グラフィックガーデンは、2012年3月にグリーンプリンティング(GP)工場として認定されてから3年が経過し、2015年2月に更新審査を受けました。労働安全衛生への配慮や緊急時の対応など、新たな項目として加わりましたが、無事に審査をパスし、GP工場認定を更新することができました。また化学物質の使用に関しても前述の有機則非該当を含めた、より環境負荷の少ないGP認定資機材の使用割合を高めて行きます。

環境データ

環境データ図

[*1] エネルギー原単位
エネルギー原単位とは、製品の単位生産量に対する必要エネルギー量で、生産効率を客観的に表す指標です。
省エネ法では、年平均1%の改善が、努力義務化されています。これまで電力100kWで製造していた製品を99kWで製造できれば1%の改善となります。
日経印刷の原単位の考え方は、生産額を100万円上げるのに使用した電力とガスを原油換算してkℓで表しています。
原単位0.623=100万円分生産するのに原油換算で0.623kℓエネルギーを使用したことを表す

[*2] グリーンプリンティング認定制度
グリーンプリンティング認定制度(略称:GP認定制度)は、本基準を達成した工場・事業所を認定、環境経営に積極的な印刷関連企業として推奨するとともに、同基準に適合した印刷製品にグリーンプリンティングマーク(GPマーク)を表示することにより、環境に配慮した印刷製品が広く普及することを目的としています。(日本印刷産業連合会HPより抜粋)

ページのトップに移動