日経印刷 CSRレポート 2017
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ダイバーシティと労働安全衛生多様化する雇用状況に対応当社は年々多様化する雇用環境に対応し、ダイバーシティの推進に積極的に取り組んでいます。・新卒採用14名(男子9名、女子5名)・中途採用19名(障害者1名、60歳以上1名)・定年退職者 4名・60歳以上16名・外国籍 0名労災の内訳と対策2016年は業務災害が3件発生し、2015年より4件の減となりました。通勤災害は0件でした。発生した業務災害の内容は、以下のとおりです。・作業場でミーティングをしている時に積んであったパレットが倒れてきた。・校正を確認するライトテーブルで校正をお客様に提出する為、カッターを使用し校正物の用紙を切っていた際、カッターが左手人差し指にあたり2cmほど指を切ってしまった。・工場内にて太もも位の高さに積んである紙500部1束のものを2段に重ねて1,000部を腰より低い高さの机で包装し、重量物約10kgのものを床に置いてあるパレットの上に中腰で置こうとしたら腰に違和感を感じた。作業を続けていたら激痛が走り、歩くのもままならない状態になった。昨年の発生件数を大きく下回る3件と年間の発生数としては良かったですが、パレットの積み方、カッターの持ち方・使い方、重たいものの持ち上げ方といった基本的な事柄の不徹底が原因となっており、原因面からは不本意な結果になっています。新人として配属されたとき、真っ先に安全教育を行い、職場全体で事故の防止に努めています。年度2012年2013年2014年2015年2016年件数7件5件4件7件3件健康管理と心身の安全配慮産業医の月例定期訪問時に産業医面談を実施しています。内容は過重労働問診票や健康診断事後措置票によるものから、本人からの面談希望、メンタルの相談までさまざまです。2016年には述べ36名が産業医の面談を受けました。2016年にはラインケア研修と秋に行ったストレスチェックが実施されメンタルケア重要性がクローズアップされ産業医面談の認知度が高くなっている事も影響していると思われます。ストレスチェックの結果、高ストレス者として8名に面談を実施いたしました。今年以降もストレスチェックを行って行きます。子育て支援制度2016年度の子育て支援制度の利用状況は次のとおりとなりました。・育児休業制度2016年度の育児休業取得者は5名でした。そのうち1名は本制度初の男性社員の取得です。男性社員は2016年度中に復職し残り4名中3名は2017年4月に復職、残り1名は引き続き育児休業中となっています。また2017年度中に新たに産前産後休業に入る予定の社員が4名おり、産後休業終了後、引き続き育児休業となります。この4年間では産休・育休取得者が復職する割合は100%となっています。・配偶者出産休暇配偶者が出産した社員が5名いました。その内2名が制度を利用しました。・子の看護休暇19名、延べ68日間の利用がありました。・育児短時間勤務2015年度から継続して7名の社員が短時間勤務制度を利用して勤務したほか、4月に育児休業から復職した3名を含め、制度利用者が10名となりました。・有給休暇取得状況・全社平均取得日数 7.8日(16.1日付与)・全社平均取得率  48.4%19従業員とともに

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